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【書評】『下流老人』を読んで思ったことをまとめてみる

今回は、生活困窮者支援を行うNPO法人ほっとプラス代表理事で社会福祉士の藤田孝典氏が著した『下流老人』を読んで、思ったこと・是非とも知っておくべきTipsを皆さんに共有いたします。

目次

  • 下流老人とは
  • 下流老人を作り出す根本的な原因は日本の社会保障制度にある!?
  • 我々も下流老人になる可能性を持っている!
  • まとめ:下流老人にならないために

 

下流老人とは

近頃バズワードにもなりつつある「下流老人」。一体「下流老人」とは何を指すのでしょうか?

著者の藤田氏によると、下流老人とは「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」のことを指すようです。

この記事を読んでくださっている若者の皆さんにとっても、もちろん自分にも、老後のことはまだ考えにくいのではないでしょうか?しかし、こうした下流老人が年々増加しつつあるということを知っておくだけでも、歳をとるにつれて資金計画に焦らずに済むようになります。

下流老人を作り出す根本的な原因は日本の社会保障制度にある!?

藤田氏は、下流老人を作り出す原因は、日本の社会保障制度にあるということを指摘しています。

議員さんの中では、生活保護をあたかも「害悪」なものとして扱う方もいらっしゃるようですが、そんなことはありません。

生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。つまり、条件に該当する全ての方に、生活保護を受ける権利があるのです。

我々も下流老人になる可能性を持っている!

老後の貧困は、他人事ではありません。誰にでも、老後の資金が足りなくなる危険性があるのです。しかしながら、多くの方はこの事実に気づいていません。

実際、私もこの本を読むまでは気がつきませんでしたし、下流老人になる危険性が自分にもあることを知りませんでした。

しかし、『LIFE SHIFT』にも書かれているように、ここからは人生100年時代に突入していきます。そんな中で私たちができることは、まずはこうした下流老人の実態があるということを頭に入れておくことではないでしょうか?

下流老人にならないためには、何らかの対策を取る必要があります。しかしながら、下流老人対策を取る上で必要なことは、そもそも時代の流れを知らないといけないということです。

時代の流れを知るためには、どうすればいいでしょうか?有効な手段は山ほどあります。日々のニュースを追う、本を読む、たくさんの人と会う、などなど、挙げればきりがありません。

しかしながら、まずは「下流老人」という概念が存在し、下流老人になる危険性が自分にも存在していることを認めることが、第一歩になるのではないでしょうか?

まとめ:下流老人にならないために

人生における簡単なきっかけで下流老人に転落してしまう危険性が存在しています。今は十分な蓄えがあるから大丈夫だろうと考えている方も、是非とも今後の資金計画を見直してみることをお勧めします。

本書『下流老人』には、様々な気づきを得られることが書いてあります。定年を控えたご両親を養っていかなければいけないのは、子供の世代です。

しかしながら、少子高齢化時代に日本は突入しており、確実に現在の20代に対する負担は大きくなります。

まずは「下流老人」という概念が存在するという事実を知るために、本書を手にとってみてはいかがでしょうか?

 

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