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『ビジネス教養としての「論語」入門』を読んで【若手ビジネスマン必見】

皆さんに今読んでおくべき本をご紹介するこちらの記事。今回は、守屋淳さん著『ビジネス教養としての『論語』入門』を読んで、その感想を書いていこうと思います。

そもそも、皆さんは『論語』の内容を覚えていらっしゃいますか?『論語』は、孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書物のことです。『論語』は、『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の1つに数えられ、現代でもなお広く語り継がれています。そんな『論語』ですが、流石に原文で読むのは難しかったので、今回は書店に置いてあった守屋淳さんの『生き方の教科書 論語』から、現代社会でも応用できる論語の考えと、名言をご紹介したいと思います。

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目次

  • はじめに
  • 孔子とはどんな人物?
  • 押さえておきたい!『論語』の要点まとめ
    • 「仁」を目指して生きるべし
    • 何事も中庸が良い
    • 適材適所とは、長所を存分に生かしてやること
  • 孔子が尊重した3つの基本的な徳
  • まとめ

 

はじめに

皆さんは、『論語』とはどのような内容であったか覚えていらっしゃいますか。高校の漢文の授業などで『論語』が読まれることが多い印象です。筆者も高校時代、『論語』の考えに感銘を受けましたね〜(論語に関する試験の出来は置いておいて)。

さて、この『論語』とは、古代中国の思想家、孔子の教えを後世に受けつぐために、孔子の弟子たちが書き留めたものです。紀元前5世紀ほどに記されて、現代でも広く語り継がれています。

『論語』の中では、人として生きるべき道や考え方、道徳が記されており、現代社会でも応用しようとしている方が多いです。特にビジネスマンとお話をさせていただくときやビジネス本を読むときなどで、論語の中の考えを応用されている方が多い印象です。

今回は、書店を歩いていたらたまたま目にとまり、一気に読了してしまった『ビジネス教養としての『論語』入門』について、筆者と同じ20代の皆さんへのオススメポイントをご紹介します。

1. 孔子とはどんな人物?

『論語』の教えを説いた孔子ですが、どのような人物であったのでしょうか。授業で習ったこともあるかと思いますが、高校時代、孔子に関する授業を全く聞いていなかった筆者のような方に向けて、一度おさらいしましょう。

古代中国の思想家である孔子は、名を丘、字(あざな)を仲尼といいます。彼は、中心的な権威や道徳的な規範を見失った乱世の春秋時代に、仁義や礼楽による政治秩序を取り戻すことを理想としました。ガタガタになっていた世の中を立て直そうとしていたのですね。

孔子は、法ではなく道徳により国を収めるのが政治の根本だとする思想をもち、14年もの間諸侯に遊説してまわりました。しかし、孔子の思想に共感してくれる諸侯は現れず、やむなく孔子は故郷のに舞い戻り、それからは弟子の教育と研究に専念しました。

今回ご紹介する『論語』は、その弟子たちが、師である孔子の教えを取りまとめたものなのですね。

2. 押さえておきたい!『論語』の要点まとめ

ここからは、そんな孔子の教えをまとめた論語の内容で、是非とも押さえておきたい要点をぎゅっと凝縮してお伝えします。筆者が読み進める中で、論語は内容的にもとても長く、お忙しい皆さんが読了するのは至難の技だと感じました。そこでここからは、論語の内容でここだけは押さえておきたいという重要ポイントに絞ってお話ししていきます。

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2−1. 「仁」を目指して生きるべし

論語の中で、孔子は様々な人の道としての徳を登場させます。その中でも最重要とされたのが、「仁」の道を目指すことでした。「仁」を備えた人々が多くなるほど、孔子の理想とする社会の実現が近くなると考えていました。

それでは、「仁」とは一体何でしょうか。『論語』の中で、当然弟子たちも孔子に対して、「仁とは何でしょうか」と繰り返し尋ねたと記されています。

しかし、ここで問題が生じます。孔子は弟子たちの教養や人柄などのレベルに合わせて、「仁」の定義を変えて回答していたのです。

そのため、「これが仁である」という明確な答えはこの世に残っていないのです。

学者の間でも、次のように、この「仁」に対する解釈は分かれています。

  • 人を愛すること
  • 私心に打ち勝って、礼(秩序)に合致すること
  • 仁を旨とする人間は、率先して困難な問題に取り組み、得ることは後で考える
  • 仁を旨とする人間は、自分が立ちたいと思ったらまずは相手を立たせてやり、自分が手に入れたいと思ったら、まずは人に得させる

このように、学者によって異なる解釈がされるそうです。

一方、『ビジネス教養としての『論語』入門』のなかで、「仁」とは「愛する範囲を広げること」と定義しています。人間が悪事を働いてしまうのは、常に自己の利益のみを追い求めているからである。自己の中に他人を取り込むことができれば、自己を愛することが必然と他人を愛することにつながるであろう。作者の守屋さんはこのように考えているのです。

確かに、実際に愛する範囲を広げなさいと言われても、いきなりやるのは難しいですよね。筆者だって、好きなものもあれば嫌いなものも存在します(ナスは本当に嫌い…)。

しかし、この「愛する範囲を広げる」ことを意識するだけで、すでに仁者になる一歩目を踏み出すことができていると筆者は思います。

2−2. 何事も「中庸」が良い

『論語』のなかで、孔子は「常に中庸が良い」ということを説いていました。「中庸」とは、「ほどよさ」のことを指します。何かに偏っていてはだめ。何事も程よい程度がちょうどいいということです。

筆者はこれを読んで、飲み会でも『論語』の考え方を応用できると考えました。一気飲みをすると、すぐに気分が良くなっていい気持ちになる。しかし、結局飲み会の終盤には気分が悪くなって、お手洗いを占拠してしまう、などの経験がある方も多いのではないでしょうか(本当に気をつけてください)。

一見関係の内容に見える『論語』と日常生活ですが、このように応用できる場面が多いのかもしれません。

2−3. 適材適所とは、長所を存分に生かしてやること

「適材適所」という四字熟語は、仕事をする現場ではしばしば使われる言葉でしょう。この「適材適所」について、孔子は以下のように説いたと『論語』に記してあります。

適材適所とは、長所を生かしてやることだ

人間、誰しも長所もあれば短所もあります。『論語』のなかで、孔子は、「人の短所には目を瞑って、いいところを存分に発揮させてやることこそ適材適所である」と説いたそうです。

一つ、ビジネスの現場で、『論語』の考えを生かした例をご紹介しましょう。パナソニック創業者で、「経営の神様」とも称される松下幸之助さんは、ある管理職対して、次のように説教をしたことがあるそうです。

どんな人でも良いところはある。部下の才能が見つけられないのは、上司であるお前に才能がないからである

つまり、松下幸之助さんは、「適材適所」の定義について、孔子と通ずる面があったということになります。

3. 孔子が尊重した3つの基本的な徳

『論語』のなかで、孔子は身につけるべき3つの徳があると説きました。その徳とは、「知」、「仁」、「勇」の3つです。これら3つは、以下のように定義づけられます。

  • 知:状況を正しく認識し、見通しを立てる
  • 仁:方向を決める
  • 勇:実行し、結果をだす

この3つ、どこかで見たことありませんか?そう!この3つの徳は、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか』で、著者の山口周さんが説いていた、「アート型人材」、「サイエンス型人材」、「クラフト型人材」に似通っているのです!

山口さんの著書についてまとめた記事は、こちらをご覧ください。

この3つの人材は、現代の企業経営に不可欠な人材の特徴を表しています。つまり、強烈なビジョンを持った人材が舵を取り、ある人物が方向性を定め、別の人物が実行に移す、というものです。孔子の時代は、これを一人の人間が身につけるべきだと説いていました。

徳を備える人数は変われど、身につけるべき素養は変わらない、これは不思議というか、本当にすごいことだとは思いませんか!

私たちが身につけるべき素養は、今も昔も変わっていないのです。このことを教えてくれた『論語』、そして編集してくれた弟子たちに感謝ですね。

まとめ

いかがでしたか。『論語』が照らしてくれる、私たちの生きるべき道。そして、身につけるべき徳。今回の記事の内容をまとめると、以下のようになります。

  • 『論語』は孔子の弟子たちがまとめたもの
  • 「仁」とは「愛する範囲を広げること」
  • 「中庸」、つまり「程よい状態」を目指そう
  • 人の長所を生かしてやることで一人前になれる
  • 今も昔も身につけるべき素養は変わらない

この記事の内容を覚えたら、モテモテ間違いなしです!是非とも教養として、『論語』の内容を押さえておきましょう!

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