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【話題】ミケランジェロと理想の身体にいってきた

みなさん、ミケランジェロという芸術家をご存知ですか?なんとなく聞いたことがあるという方も多いと思います。

私も名前だけは知っていました。最近、大学にミケランジェロのパンフレットがおいてあり、「なんだろうな?」と気にもなっていたんですよね。

さて、本日は、台風によるあいにくの雨で部活動の練習が中止になってしまいました。そこで、上野の国立西洋美術館で開催されている、ミケランジェロと理想の身体にいってきました。

混迷を極める近頃の世の中において、アートの素養の重要性は高まっています。ミケランジェロに、その手ほどきを受けようと思い、朝の7時に決断をして、2時間かけて上野の国立西洋美術館に向かいました。

今回は、お勧めの芸術作品の鑑賞方法、ミケランジェロの天才的な逸話、ミケランジェロと理想の身体に参加した感想などを書いていこうと思います。

目次

  1. はじめに
    1. 芸術作品を見ることがなぜ楽しいのか
    2. 私流!鑑賞の流儀
  2. ミケランジェロとは
    1. ミケランジェロの天才的逸話
    2. ミケランジェロと理想の身体に行ってみての感想
    3. 今回学んだこと
  3. まとめ

 

それでは早速はじめて行きましょう!

1. はじめに

そもそも、なぜ何の学もない私が芸術作品を鑑賞しているのでしょうか?大きなきっかけは、こちらの記事に書いてあるので、ここでは省略しますが、アート作品に触れるうちに、なんとなく楽しいということに気づいたからです。

 1−1. 芸術作品を見ることがなぜ楽しいのか

ここからは、芸術作品を鑑賞することがなぜ楽しいのかということについてお話していきます。ぶっちゃけ、まだ鑑賞をはじめて1ヶ月ほどしか経っていない超初心者の意見ですが、初心者だからこそ芸術に触れる楽しさを語れると思うので、僭越ながら書かせていただきます。

アート作品を鑑賞し始めて感じた楽しさは、大きく以下の2つあります。

  • 作品を読むように鑑賞することで背景を理解できる

作品を鑑賞することがなかった頃は、芸術作品を見て一体何が楽しいのか、全くといっていいほど理解できませんでした。特に、学生生活の中で部活動をやってきたこともあり、なかなか自由な時間を確保できたわけでもない私にとって、芸術作品を鑑賞するなどという行為自体は時間を浪費するしかないものであるように思えました。

しかし、芸術作品は見るものではなく「読むもの」なのです。つまり、アートに触れることで、作品が作られた背景、作者が表現したかったメッセージを読み取り、小説などと同じように、時を超えた作者との対話ができると気づきました。

実際、読者の皆さんの中で普段は芸術作品を見ることはないが、小説などは読むという方は多いのではないでしょうか?もちろん小説は小説で、文章の間に隠されたメッセージを読み取るといった楽しさがあります。個人的には伏線などを読み取って犯人を当てる推理小説が大好きです。

そうした、「行間を読む」という行為は、美術作品でもできるのです!嘘だと思ったら、一度美術館に足を運んでみてください!

特に、就活を終えて時間が有り余っている大学4年生にとって、美術館は学生のうちに絶対にいっておくべきスポットです。チケット料金が一般料金よりも安く買えるのは大学生までですし、何より平日に空き時間があるのが大きい。迷ったら、いつでも誘ってください。一緒に行きましょう!(笑)

  • 「美」とは何かがなんとなくわかる

「美」という概念。これは人によって全く異なる印象を持つと思います。男女の間でも「美」といえば違うものであると思いますし、年齢によっても異なる見方をすると思います。

少し話が逸れますが、現在頻発している企業や組織ぐるみでの不祥事について、芸術作品は解決への光を灯してくれるかもしれません。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』の著者である山口周さんは、本の中で次のように説いておられます。

世界のエリートが身につけるべき素養は、真・善・美だ。企業にとって何が美か、何が悪かの境界線をもつことが大切であり、そのための教材としてアートを学ぶべきだ

(山口周さんの本についての記事はこちらを参照してください)

人間、勝負事で勝とうとした時、目指す究極的なところは「美」であるようです。

例をあげると、将棋の羽生善治名人は、「常に美しい将棋をさすことを心がけている」とおっしゃっています。将棋なんて数学的なパズルのような、非常に論理的思考力が必要とされる競技である印象がありますよね。しかし、将棋界のトップを走り続ける羽生名人が、「美を目指す」ということをおっしゃっているのです。

これは、少しでも「美」というものに触れてみないわけにはいかないですよね!

1−2. 私流!鑑賞の流儀

さあ、「美」について学んでみたくなってきましたか?ここからは、私がオススメする美術館での鑑賞方法をまとめてみます。

ぶっちゃけ、初めて美術館に行っても何をすればいいのかわかりませんよね。何の知識のない絵画を鑑賞しても、不思議なパワーでも発していない限り、よくわからないで帰ってくるという残念な結果に終わると思います。

そこで、私が続けている作品鑑賞の3つの流儀をご紹介します。

  • 事前に予習をしていくべし

これは、程度の差こそあれ、必須です。必ず予習をしてから美術館に行きましょう。なぜなら、私たちのような芸術素人が何も作品や作者について知らずに美術館に行くことは、丸腰で戦場に赴くようなものです。時間の無駄というか、本当の良さを感じ取ることができずに美術館を去ることになりかねません。

有名な作者・作品(ゴッホなど)の展覧会については、運営側も「この程度はわかるだろう」などと、ある程度客側が知っているという仮定のもとで展示会を開催します。有名な作者・作品の展覧会については、ある程度しっかりと予習をしてから美術館に行かれることをオススメします。

一方、そこまで有名でない作者・作品の展覧会については、そこまで深く予習をする必要はないと思います。主催者側も客側には配慮して、初心者向けのガイドなどを作成してくれることが多いので、美術館の中で導入的な知識を学ぶことができます。

いずれにせよ、大切なことは「事前になんとなく概要を把握しておくこと」です。作品を見る際の参考にもなりますし、主催者側のメッセージも読み取ることができるでしょう。

  • 音声ガイドを必ず借りるべし

チケットを見せて中に入ると、500円ちょっとで音声ガイドが貸し出されます。有料なのですが、これは絶対に借りたほうがいいでしょう。

なぜなら、音声ガイドは作品の知識、背景、心情を、耳からインプットしてくれるからです。これらは、通常に鑑賞していると得ることができない情報だったりすることがあります。

チケット代の約3分の1と、少しお値段は高めなのですが、作品のより深い理解のためにも、借りておくべきでしょう。

  • トイレは事前に行っておく(おまけ)

これは必須です。美術館の展示室は結構寒いですし、トイレが近くなってしまいます。トイレに行きたくなると、集中力が途切れてしまいますよね。絶対に入館直前にトイレは行っておきましょう。

2. ミケランジェロとはどういう芸術家か

ミケランジェロとは、一体どういう芸術家だったのでしょうか?彫刻、絵画、建築どれを取っても一流と称され、「万人の人」とも呼ばれています。

そんなミケランジェロですが、自身のことを「彫刻家」と称しています。彫刻家としての自分に誇りを感じていたようですね。彼は若くしてその才能を開花させ、最も有名と思われる『ピエタ』(1498年 – 1499年、サン・ピエトロ大聖堂)と『ダヴィデ像』(1504年、アカデミア美術館)を完成させました(著作権の都合で写真を載せることができないので、画像はご自身で調べてください)。

ここで、彼の天才たるエピソードを一つご紹介します。

2-1. ミケランジェロの天才的逸話

ここからは、ミケランジェロの天才的逸話を書いていこうと思います。

  • 大理石から魂を掘り出す

ミケランジェロは、彫刻を掘る際に、「大理石の中から魂を取り出してくる」という表現を使っています。これはつまり、ミケランジェロ が大理石としっかりと向き合い、大理石の中に魂があることを信じている証拠です。

通常、彫刻作品は多くの方向から掘り進めるようです。なぜなら、途中で失敗が認められず、やり直しが効かないものであるからです。

一方、ミケランジェロは一方向からしか掘らなかったそうです。つまり、ミケランジェロ にとって彫刻とは、「大理石の中から余分なものを取り除き、魂を取り除いてくる」ものだったのです。

  • 上を向いて絵画もかけちゃう

そんなミケランジェロ も、ローマ教皇の命には逆らえず、システィーナ礼拝堂の天井画を手掛けます(最初は「彫刻家だから」という理由で依頼を断っていたようですが)。通常、天井画というのは描いてから天井に貼り付けるもの。しかし、システィーナ礼拝堂は、なぜか出来上がってから描かれました。つまりミケランジェロはずっと上を向いて絵を描いていたということ。しかも、手伝う人間の仕事ぶりに納得がいかないとの理由で、13m × 36mの天井のほとんど全てを一人で書き上げたようです。このような悪条件のなか、人類史上に残る美しい絵画を残した天才ぶりは驚嘆に値するものでしょう。

2−2. ミケランジェロと理想の身体に行ってみての感想

ここからは、行ってみての感想を短くですが書いてみようと思います。

まず、人間の身体美を表すとき、私たちは「曲線美」を自然と意識しているようですね。彫刻での表現技法としては「コントラポスト」というそうですが、片足に重心をおくポーズです。

S字に身体を捻ることで、色々な表現ができるようですね。私たちはそれを「美しい」だったり「力強い」だったり、様々な解釈をするようです。

イメージ画像が見つからないので省略しますが(笑)、きになる方は是非とも国立西洋美術館で開催されている、ミケランジェロと理想の身体に行ってみてください!

2-3. ラオコーンが撮影し放題

何と言っても今回のミケランジェロと理想の身体、ラオコーン像が撮影し放題なのです!

ラオコーン像とは、ギリシア神話のトロイアの神官ラオコーンとその2人の息子が海蛇に巻き付かれている情景を彫刻にした作品で、一度は目にされた方も多いのではないでしょうか?

私もバッチリ撮影してきましたよ〜!これがその写真です。

 

右からだって

左からだって

こんな風に、自由に撮影することができちゃうのです!こんな機会、なかなかないですよ!!

2−4. 今回学んだこと

・驚いたことに、裸体の作品がとても多かったです。その理由は明白で、古代の神々は男性の健康的な身体を好む傾向があり、神々に身体美を見せつける目的で古代から裸体の作品が作られたのです。ちなみに、古代ギリシアのオリンピックの競技精神を表すものが「カロカガティア」、つまり「身体的にも道徳的にも優れていること」、「美にして善なること」を意味することと何か関係があるのでしょうか。

・人々は身体の曲線美を好む傾向にあるということです。でもこれはふと我に返ってみると、なんとなく共感ができる部分もあります。皆さんも、くねくね身体をくねらせる女性、筋骨隆々なポーズをする男性に惹かれた経験があるのではないですか?

 

3. まとめ

いかがでしたか?個人的には美術館に積極的に行ったのはこれが二回目でしたが、今回も非常にいい時間を過ごすことができました(美術館デビューの記事はこちら)。

あいにくの雨でしたが、美術館なら天気を気にせず楽しめました。美術館の内部は少し冷房が強く、肌寒かったので、「ミケランジェロと理想の身体に参加するぞ!」という方は、羽織れる上着を持って行くことをお勧めします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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